平静でいられるようにするためには、悩みを含めて、立ちはだかる日々の問題を解決していくか、問題ではないとして視界から消していく必要があります。
そして、余裕が出てくると、問題が発生する前に予測して対策を打っておくようにすれば良いでしょう。
ここまで出来てきて、対策の当たり率が高くなると、ほとんど怖いものはなくなります。
問題を解決するためには、まずは問題がどのような形で発生するに至ったかを、詳細にイメージすることが重要です。目の前に事細かな情景が湧き上がるようなイメージです。
例えば、小生ITエンジニアの場合は、プログラムのソースコードや動作シーケンス(*1)を思い浮かべたり、お客様との打ち合わせのシーンなどを想像します。
その後、これが問題の原因なのではないかとする仮説を立て、論理を組み立てて証明を行います。
さらに、証明に対しての反駁を行ってみます。『本当にそれで合ってるの? この場合はどうなるの?』という反論を自分で行ったり、他の人に行ってもらいます。
ここまで行って、証明したことを実施して対策とします。
なお、良く忘れられることですが、原因が複数あることは十分にあります。問題が起こっているときの時間はたいてい限られているものですから、私の場合は、最も影響の大きい原因から潰していき、納得のいくところで解決とすることが多いです。
*1 … 体育会のプログラムを想像してもらうとかなり近いイメージです。プログラム途中で急病人や雨などの災難に見舞われた場合のことも考えておかないといけないですね。予め考えられていないと続行不能になります。これが、プログラムでいうところのバグですね。
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