VS Codeを使っていたのだが、何らかの原因でユーザープロファイルが破壊されたときに、
スタートメニューとかタスクバーからアイコンが消えてどこかに行ってしまった。
確認したOSとバージョン
Windows 10 Pro 1903(OSビルド 18362.752)
どういう場合に使えるか
ユーザプロファイルなど、ファイルが壊れてVS Codeのアイコンが見つからないとか、動作がおかしくなったとき。
ただし、壊れ方によっては復旧できないことがある。
手順
%APPDATA%配下とC:\Users\<username>配下の.vscodeフォルダ、ワークスペースフォルダ(必要であれば) が予め、どこかにバックアップされているものとする。
- %APPDATA%\Local\Programs\Microsoft VS Code 配下をコピーして復元する
- .vscodeフォルダをC:\Users\<username>配下の.vscodeにコピーして復元する
- ワークスペースフォルダをもともと配置していた場所にコピーして復元する
- VS Codeをアンインストール&インストールする
- VS Codeをアンインストールできない場合はインストールのみを行う(上書き)
- VS Codeを起動してエクステンションの動作を確認する
- 動かなくなったエクステンションをアンインストールする
- 4.に戻る
復旧までに行った試行錯誤
VSCodeのインストールパスをデフォルトの設定でインストールしていたため、
%APPDATA%の辺りにインストールされていた。
しかし、探っても見つけられなかったため、ググって調査した結果、%APPDATA%\Programs\Microsoft VS Code の下にあるとの情報があったため、
コマンドプロンプトで%APPDATA%を表示させた。
echo %APPDATA% C:\Users\<username>\AppData\Roaming
となったため、確認しに行ったが、そこにはなかった。
そのため、Vs Codeをダウンロードして、インストールを試みて表示されたパスを見ると、
C:\Users\<username>\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code
であった。 ググったサイトでは、よく見ると、テキストは誤っていたが、画像の方は正しかった。
この配下のcode.exeを実行する必要があるため、ショートカットを作り、
VS Codeと命名してスタートメニューとタスクバーにピン止めをして使えるようになった。
ユーザプロファイルが破壊されたため、新しいユーザを作成して、AppData配下はほぼ丸ごと新しいユーザIDのフォルダにコピーした。
そのため、VS Codeで最近開いていた場所なども記憶されていたが、
古いユーザIDに関係するドキュメントフォルダなどは、新しいユーザのドキュメントフォルダに移動してしまっているので、最近開いたファイルの一部は『開けません』という旨のエラーとなった。
こればかりは仕方がない!
また、エクステンションなども、そのまま使えるようになった
かに見えた。。。
が、GitLensが動作しなくなっていた。 😞
ログを見ると、GitLensにあるはずのファイルがなくなっているらしい。
そのため、GitLensをアンインストール&インストールしてみた。
しかし、改善しなかった。。。
なぜそうなるのか、よくわからなくなってしまったため、一度、VS Codeをアンインストールして再インストールし、その後、GitLensを再インストールしたところ、うまく動作した !
教訓
- 人は間違いを犯すもの
- 執念をもってすれば道は開ける(と思う)
- 時にはよく分からなくてもアバウトにして脱力しよう
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