情報の沼にハマる
最近では、パソコンやスマホがあれば、Chat-GPTや、perplexityなどの生成AIや、Microsoft Copilotや、GeminiのようなCopilotに、例えば、
「きれいに発声できるようにするにはどうすればいいですか?参照したサイトも記載してください。」
と質問することで、その方法をまとめて書いてくれて、参照したサイトをたどると、元にした記事までわかるので便利です。
上記の方法や、Webブラウザを使って検索すれば、記事が見つかりますし、You Tube動画が見つかりますが、この中から、それらが信頼できるものかどうか見定めます。
有名なボイストレーナやプロの歌手が書いたり、収録しているものがあるので、それをチェックします。
歌も体を使うので、トレーニングが必要ですし、あるていど続けないと劣化することが分かります。
あご、舌、上半身、おなかを使って、声帯を開閉したり、口蓋や鼻腔のどの位置に息を送り込むなど、息のコントロールをするトレーニングなんですね。。。最近になるまで、こんなにも奥の深いものだとは知りもしませんでした。
ここらへんまで調べるようになってからは、私のAndroidスマホには、勝手に関連する記事や動画が通知で入ってくるので、芋づる式に情報が届きます。しかもなぜか自分が何となく知りたいと思った情報が即日入ってきたりするようになり、沼にハマってますが、喜んでハマってます。
ちなみに私の場合は、動画の情報は、YouTubeアプリではなく、NewPipeというアプリで検索して、再生して、プレイリストとして管理しています。歌のレパートリやトレーニングの動画などは、プレイリストとして登録して、いつでも見れるようにしてます。この内容の詳細は別記事で紹介します。
トレーニングはついでに
私の場合、トレーニングといっても、よくある音階の発声練習のような練習はしておらず、歌を覚えるついでにトレーニングをし、ぶっつけ本番のカラオケですら練習の場にしました。
別記事でも書いてますが、私の日常の環境は、発声ができる環境ではなく、発声練習は車の中やカラオケ喫茶/ボックスの中などでするしかありませんから、「マスク内ブレス練習法」で、日常は発声はせずに息のトレーニングだけを中心に行って、あとは、下の方法でスポットで練習しています。
ー 週一で行くカラオケ喫茶で練習する
ー 防音カバー付きのマイクで練習する
ー 車での送迎で一人になったときに練習する
ー 一人でカラオケボックスに行って練習する
この練習だけでも、何ヶ月かたったときに、十分に成果が出ているので、発声には息のコントロールが大きく関係していることが分かります。あと、息以外にも姿勢や体の使い方が大きく関係しています。
ちなみに、防音カバー付きのマイクはそこそこ防音効果もいいので良さげですが、本気でいい歌い方をするときには、ちょっと困ったことが起きます。これについては別記事で紹介します。
少し話がそれましたが、結局、トレーニングとしては、下の2つをしているに過ぎません。
ー 息だけで歌詞を覚えるついでに歌う
ー 発声の練習ついでに人前でぶっつけ本番で歌う
よくあるボイストレーニングの音階練習などしていませんが、それでもあるていど上達しています。
ただ、ミックスボイスをマスターするためや、例えばのど締めのトラブルになったときには、こういった地道なトレーニングは必要になると思います。
いろんな曲を試して遊ぶ
カラオケには、年に2,3回も行くかどうかという状態になってから20年以上になりますが、この状態のときは、持ち歌が年を追うごとに減っていき、カラオケに行っても付き合いのカラオケという感じで、同じ歌しか歌えず、面白くない状態に陥っていました。
こうなってくると、久しぶりにカラオケに誘われても自信がないし、むしろちょっと行きたくないと思うようになっていました。
しかし、カラオケを付き添いで通ううちに、どうせ付き添うならと割り切って、気持ちを切り替え、今まで声が出なくて歌えなかった歌にも挑戦するようにしました。
他の人が知らない曲を歌っても反応は薄いし、ましてや下手な状況で歌ったら余計に反応はないですが、そんなことにはかまわず、「無反応でも下手でもいいから楽しむ」ことを心がけて続けました。
そして、無反応や下手だったと感じたときは、なぜ無反応だったのか?なぜそこがうまく歌えなかったのかを調べて修正するようにしました。そうすることで、いつしかいい反応が得られるようになり、どんどん自信がついてきました。
こうして、古い1980年代の曲から最近の新しい曲まで、まんべんなくスクリーニングしては、週に1、2曲を歌うということを1年間続けたのです。
その結果わかったことは、歌える幅が広がったことです。
例えば、福山雅治の「想望」では裏声になる瞬間があり、地声のあいだはよかったんですが、裏声への変わり目でどうしてもおかしくなって、きれいに歌えなかったのです。
しかし、ケミストリー(Chemistry)やミセス(Mrs. GREEN APPLE)の歌に無謀にも挑戦し、ミックスボイスというものの存在を知ってYouTubeなどで研究して練習したところ、地声を混ぜない裏声(ミックスボイスではないのですが)であってもきれいに声が出て、想望も歌えるようになったのです!
あまり1つ1つにこだわり過ぎず、いろいろと楽しみがてらチャレンジしてみると、相互に影響しあって一石二鳥のようなことが起きるようです。
ちなみに、高音でミックスボイスもできてきたので、女性ボーカル(今はTOMOOちゃん)の歌も原曲キーのままで練習しています。50歳オジがどれだけ女性の声に近づけれるか、ご期待ください。
まとめ
何事もハマって楽しんでしまえば、上達するとはよく昔から言われていますが、本当にそうだと思います。
楽しむと情報ですらも寄って来ます。「自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング」という書籍がありますが、ここに書かれているとおり、脳が情報を意識して見るようになるから寄って来るようです。
また、体も楽しむという原動力を得て、「こうありたい」という方向に変化するのでしょう。
ということで、遊んでたらなんだか上達してた と言いたかった記事でした。
楽しむことを忘れないよう継続していけたらと思います。
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