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いつでも歌の練習ができる!?

普段から練習できないものか?

勉強や仕事、家事などに日々追われているときに、いったいいつ練習すればいいんだろう。。。
そうなんですよね。
私は50代半ばで、まだ現役の会社員で学校通いの子持ち。なので、そんなに時間もお金もあるわけじゃなく、カラオケ喫茶やカラオケボックスには、そう何度も行ってられないし、練習する時間だってありませんでした。
自宅にはいちおう部屋はあるが、3畳程度の空間しかなく壁も薄いので、鼻歌でも家族から冷たい視線を浴びる環境。
こんな状況なので、結局、喫茶やボックスの環境でしか、声をきっちり出す練習ができないのでした。
そして、満足に練習出来ない日々を送っているうちに、自転車の練習のように、歌も練習回数が重要であることに気づくのです。(後から気づきましたが、若い頃に口ずさんでいた歌は、歌う回数も自然と多くなり、歌詞を覚え、うまくなっていたのですよね)
そこで、どうにか普段から練習する方法はないものか と考えたわけです。

ネットの情報は?

今やネットの時代なので、同じように困っている人の情報は、たいがいネット検索で見つかりますよね。生成AIに聞いても良し。
やはりありました。  が、待てよ?。。。

・ 車の中で練習する
・ 高速道路などの高架下で練習する
・ 公民館などで練習する
・ 公園や河原で練習する

そういえば別記事で、カラオケ喫茶やボックスが安いと書いたものの、ここにきてネットで調べると上のようなところで練習するというのも確かに選択肢としてはあったことに気づきました。
が、公民館などは予約制だったり空いてなかったりで、しかも多くは有料で、喫茶やボックスと大して変わらず、いつも利用できるわけではないしお金もかかるわけです。
また、高架下や公園はやはり人目が気になりました。下手な練習を聞かれたくないという理由もありますが、そこを無視できたとしても、不審者扱いや迷惑がられる懸念があって、思い切って練習することができませんでした。

ということで、練習場所としては、上の情報からは、ワタシ的には「車の中」が○でした。
ところが、最初のうちは良かったのですが、車の中は、立って練習できないので、だんだん上達してくると、このことがけっこうダメージになり、結局、車中しかないのか。。。とがっかりしたのですが、
予想だにしなかった方法が他にもあったのです。

マスク内ブレス練習法

後から結果的にわかったことなのですが、マスクの中で声を出さずに息遣いだけの練習をする方法です。「マスク内ブレス練習法」と名付けますが、これによる効果が予想以上に大きかったのです。

この練習法は、
「練習したいけど声は出せない。声を出さなくても、できる範囲で練習できないものか?」
「日頃の運動不足解消を兼ねて、用事のついでにやっていた片道40分のウォーキング中にできないか?」と考えて思いついたのです。

「声を出さないで練習しても効果あるのか?」
当初はもちろん疑問でしたが、何となくはありそうな気がして、実際に続けた結果、腹式呼吸や、歌に合わせた息の強弱、息継ぎのタイミングが練習できるし、マスクをつけてるので、口の開け方や舌の位置取りなどの練習も同時にできてしまうことが分かったのです!
それに、「マスク内ブレス練習法」は、マスクさえしていれば、電車の片隅に立っているときも、犬の散歩中も、どこででもできてしまうのです!

また、後からわかったことですが、YouTubeなどの動画でボイストレーニングに関する発信をしている人がいますが、そこでも「ブレスコントロール」(=息のコントロール)の練習が重要だと説明されていたのです。

ただし、もちろんですが発声しないので、発声して初めてわかる問題(たとえば本当に音程が合っているか、とか、その音階が出せるかとか、きれいな声色になるかとか)はわかりません。
こういうところこそ、喫茶やボックスなどの出番ですね。存分に発声して、楽しみながら練習します。

ちなみに、マスク内には、マスクの密着を防ぐプラスチックのフレームを取り付けると、口の動きが目立たなくなるのでおすすめです。100均に売ってますし、マスクの汗ばみなどの不快感を和らげる本来の目的に使えます。

他に効果はあったか?

何でも継続すると効果は出てくるもんです。

マスク内ブレス練習法で、1曲5分として、仕事の合間に1曲で、1日に合計5,6曲練習してるだけなので、合計で30分程度しか練習していないのですが、それでも、息を長く続かせるロングトーンに耐えられるようになりました。
息のコントロールの仕方でビブラートもきかせやすくなりました。
また、少し声変わりして高音が出やすくなりましたので、おそらく、発声に必要な横隔膜付近の体幹の筋肉だけでなく、声帯に関する筋肉も増強されていると思います。

あと、いつでもマスク内ブレス練習ができるようにするには、歌詞を覚えておいたほうが好都合で効率もいいということに気づきます。
歌詞が出てこなくてハミング調で息遣いだけ練習しても、ほとんど何も効果が出ませんし、うまく歌うには歌詞を覚えておくに越したことはないのです。
ちなみに、スマホを見ながらでも練習できるのですが、ほとんど移動中の練習になり、危ない「ながらスマホ」になるので、やらないようにしてます。見るにしても安全なときだけチラ見をする程度です。
じゃあ、スマホで聞きながらなら・・・と思われるかもですが、これはこれであえてやらない理由があります。これは別の記事で説明します。

まとめ

歌の練習に必要な息のコントロールは、マスクさえあれば、いつでも練習できます。
この「マスク内ブレス練習」を毎日行い、週1回、発声ができる場所(カラオケ喫茶やカラオケボックス、車や公民館など)に行って、思いっきり発声練習をする という繰り返しを地道に続けた結果、私は今まで到底歌えなかった歌が歌えるようになり、満足しています!
皆さんも、ぜひともチャレンジしてみてください!

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