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ライフスタイルが変わったかも?

気がつくと趣味がなかった!

50歳を超えたころから、退職が近づき、仕事の主役は若い世代に交代し、低調にこなすようになってきた時、ふと、仕事以外に自分が没頭できる趣味がないことに気づきました。
♪遊ぶこと 忘れてたら 老いて枯れんだ♪ ということになりそう。
以前はスキーやサッカーなどのスポーツや、絵を書くとか、釣りしてみたりと、いろいろ試しました。
それに、プログラミングもやって、仕事もこの関係でIT業界の職に就いているのですが、これらの「趣味候補」は、いずれも歳をとるにつれ、体力・金銭・社会交流の面で、続かないだろうと思いました。

そんな時に、とあるきっかけで歌に出会いました。
ただ、我々の年代の学生時代は、カラオケが流行った時代なので、歌に初めて出会ったわけではなく、一時、車の中で大声で歌うほどハマったほどでした。
が、その後、「どうやってもうまく歌えない」「高音がでない」などの限界の天井にぶち当たり、そして、少しフェードアウトして、洋楽に傾倒したり、スポーツなど他のものに傾倒したりと、「自分に向いたものは何があるか?」と、いつしか別の趣味探しをしていたように思います。

それが、とあるきっかけでカラオケ喫茶で歌に再会することに。
このとき、「普通のオジオバがなんだか上手いぞ!」「80歳を超えてるのにこの声量!?」と驚愕!
「Why?」「だったら私にもできるのかも!」「続けられる証拠かも!」
「それに、体力・金銭・社会交流の面でもそこそこイケてるぞ!」
という具合で、趣味として続けていくことにしたのです。

年齢に関係なく交流ができる

歌うという趣味は、何かと特殊で、ある意味スゴイと気づかされました。
「体を使う要素」があるというのに、スポーツほど体を使うものではないので、同世代に限られず若い世代とも異性とも交流ができてしまうという、結構特殊でスグレモノな趣味なんですよね。
それに、必ず、若い世代からご年配世代まで、そして異性まで広く受け入れられる歌はあるので、そういう歌を発掘したり、話題づくりができれば、歌える幅も交流の幅も広がるんです。
いや、改めてスゴイ!

私の年代(50歳代)が小学生ぐらいの時は、演歌と歌謡曲が入り混じっていたころで、その後、歌謡曲からさらに発展したJ-POPが登場してくるという移り変わりの時代でした。
なので、今、カラオケ喫茶やスナックに行くと、演歌も歌謡曲もJ-POPも入り乱れている感じです。
私はJ-POP専に近いので、演歌や歌謡曲はまず歌わないのですが、演歌や歌謡曲が好きな人と交流をするときには、歌詞の意味や、演歌歌手の話題などを聞いたりすることで交流します。

ちなみに、歳をとったり、こういう歌の場になれた人は、歌詞も重視していて、「うるさいし、ついていけないし、意味のわからない歌詞の歌」は拒絶しがちだと分かりました。
逆に、「耳に心地よく、ゆっくりしていて、意味が分かって共感する歌詞」の歌は、どんな年代にも受け入れられやすいと思いますから、こういった歌をいくつか用意しておくようにしてます。
それと、上記の3拍子が揃っている歌は数がしぼられるし、同じような曲調に偏って面白くないので、「ついていけないし、意味のわからない歌詞」なんだけど、「テンポやリズムが良くて耳にここちいい曲」は、どんな人もだいたい体が勝手に動くので、こういう歌も用意しておきます。その場のムードを一変させる武器にもなりますから。

上がり症が吹き飛ぶ

私は一時期、人嫌いの傾向にありましたし、子供のころは上がり症でもありました。
なので、人前でなにかをすることに自信はなかったのです。
ましてや、決まった筋書きのとおりにうまくコトが運ぶことに、安心感を覚える方でもあったので、ぶっつけ本番にはとてもとても。。。

ですが、ステージ上で歌いきったときの爽快感は、それらを払拭するものでした。
若い頃にカラオケボックスに行っていたときは、ステージなどあっても上がることはせずでしたが、上手い人がみな、ステージに上がるのを見て、私も!とやったのがステージ立ちを続けるようになったキッカケでした。
今では、1年以上経って、曲数も掛け算すると300回ぐらいは立っている計算になりますが、もう「上がる」などということはなく(程よい緊張ぐらいはありますが)、体を使って歌わないとうまくいかないからステージに上がるという始末です。
それに歌にも自信がついてきましたので、失敗しようがどうであろうが、気にもしない胆力がついてます。たぶん、知らないうちに仕事にも良い影響を与えていると思います。

インサイドからアウトサイドへ

どんな趣味でもたいてい同じですが、外出が増えました。
それに、普段リモートワークなのですが、歌目的で外出が増え、別記事で書いてる「マスク内ブレス練習法」もやり、歌手もやってるようなちょっとした準備体操をすることで、健康体そのものです!
外出先のカラオケ喫茶やスナックやバーでそんな人に会えるかという期待もあります!
そんなこんなで外出機会が待ち遠しいという感じですね!

こうなる前は、若い頃にはよくやっていたゲームに、いい年こいて没頭したり、ドラマ鑑賞ばかりしたりと、何かと内向的に傾きつつありました。歳のせいでできることが減ってきたからでもあります。
それが今や、外に出たくてしょうがない!

そして考え方も変わりました。
人と接することも歌うことも、人生ドラマの一部と考え、演じるものなんだな と。

まとめ

歌を歌うということがキッカケで、外出したくなり、人と会って会話したくなるなど、自分の行動が思わぬ方向に変化していき、楽しく過ごせるようになりました。
よく歩き、歩くことに苦を感じなくなり、健康的にもなりました。
無理しなくて続けられるという点もかなり大きいと思います。
そんなこんなで、すごくいい趣味を見つけることができたと思ってます。

ぜひ皆さんも今一度、歌に力を注いでみてはどうでしょうか!

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