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歌の上達にいい場所はカラオケボックスなのでは?

歌の上達にはカラオケボックスなのでは?

歌はまあ好きな方だから、ちょっとやってみようと思う。
でもうまくなる保証はないし、自分が満足する程度でいい。
だから、そんなにお金をかける気はないなあ。

そんなノリで、学生時代にカラオケボックスで何十回と歌いましたが
頭打ちになって今ひとつ伸びませんでした。

しかし、それから30年を経て、とあるきっかけで「カラオケ喫茶」という存在を知り、
ほぼ週1で通い、半年ほど通った結果、恐ろしく変わったのです!

以前には絶対に出せなかった高音が出せるようになり、WANDSの「世界が終わるまでは」を原曲キーで歌えるようになったのです!

カラオケ喫茶って何?

カラオケボックスでもっと練習をすればいいのではないか?
カラオケ喫茶に行くようになってからも、最初のうちは、カラオケボックスで良くない?と思っていました。
しかし、いろいろな点で差があって、カラオケボックスでは上達しない理由もわかってきました。
それは主に以下のようなところでした。

・知らない人からの反応が得られる
・見本になる人が見つかる
・設備がやる気を上げる

まさに下のような場所です!

知らない人からの反応が得られる

カラオケボックスだと、友達や親しい人同士で集まって行くことになるので、気兼ねなく歌いまくることができるのですが、指摘できるほどうまい人なんていないし、知人同士だからこそ相手の歌の出来を指摘したりしなかったのです。

一方で、カラオケ喫茶の場合は、喫茶店と同じノリなので、知らない人も集まって来て、知らない人からの反応が得られたのです。
これは、コブクロのようなストリートライブを行ってきた人たちに近い状況なのかと思います。
ただ、ストリートライブの場合は、そもそも歌に興味すらない通行人の冷たい反応にさらされるので、すごく勇気がいりますが、カラオケ喫茶の場合はそこまで敷居は高くありませんでした。
また、カラオケボックスはどこでも一人カラオケ(ひとから)がOKというわけではないし、一人カラオケはやってみると、なかなか虚しいものがありました。
でも、カラオケ喫茶は、おひとりさまがソロ活として行けるので全く問題ありませんでした。

ただ、カラオケ喫茶は、順番待ちが発生してしまうことが、カラオケボックスほど歌いまくれないというデメリットになるのですが、これも逆手にとることができます。
これについては、別の記事で説明しようと思います。

見本になる人が見つかる

カラオケボックスに一緒に行く人には、指摘できるほどうまい人なんていなかったのですが、カラオケ喫茶では驚くほど歌がうまい人が老若男女問わず多いのでした。いやビックリ。。。
そして、ステージがあるところが多いのですが、ステージに立った人からは、いろいろと得るものがあったのです。
姿勢が良く、無駄な力が入っていないし、口は大きめに開けて、無理なく歌っている。
声量があるのに思ったより力が入っていなくて、高音域でも安定していたり、ビブラートやこぶし(演歌の場合)がきいていて迫力もあるなど、とにかく見るべきところが多い。
カラオケボックスで知人とわいわいやっていたときには、そんな人に遭遇することもなく、歌い方の違いにも気づきもしませんでしたが、こういう場所に来て初めて知ることになったのです。
今思うと、ソロ活みたいなもんなんで、周りに思考を奪われず、歌に集中できたのかもしれません。(「ソロ活女子のすすめ」を観て得た気づき)
それに、こういう場所では、歌の向上に熱心な人が多いようで、自分がうまくできないことを聞くと、どういうふうにすればいいかを教えてくれたりしました。ママやマスターが上手くと教えてくれることもあります。

設備がやる気を上げる

カラオケ喫茶は、歌を歌う人だけでなく、歌を聞く人にも力を入れているように思えます。
スピーカーなどの音響設備は大きめのものが設置されていて、ステージがあるところも多いのです。
カラオケボックスは部屋数を多く設置するので、比較的安めで小さいものを置くせいかなと思います。
カラオケのシステムはカラオケボックス同様、業務用途のDAMなどのメジャーなシステムを使用していて、曲数や採点システムなども遜色はない感じで、自分で入力してもいいし、ママやマスターに入力をお願いすることもできます。

それになんと、私の通ったカラオケ喫茶の1つは、過去に何人もの歌手に来てもらっていたそうで、店に色紙がいくつもあります。このことからも、本格的な設備になっていることが伺われます。

スナックやバーと何が違うのか

私は過去にスナック通いもしていた時期があり、スナックやバーと何が違うのか? と思ったのですが、しいていえば、スナックやバーはお酒が主で、予算高めかと思いますし、夜系の水商売のためボッタクリ店のリスクは拭えないと思いました。(よく調べてから行けば問題ないとは思います)

・スナックやバー
 お酒を飲みつつ話をしながら歌も歌う。
 夜だけ営業が多い。
 ミュージックバーとかだと歌う要素が強いが、酔っ払い遭遇率はスナックと同程度かと。
 例えば(安くて)2時間飲み放題歌い放題3000円と比較的高め。

・カラオケ喫茶
 話をしながら歌を歌う。
 お酒はあまり置いてないので、酔っ払い遭遇率は低いかと。
 夕方までの営業が多い。
 例えば1ドリンク付き時間制限なしで1500円と比較的安い(閑散時はカラオケボックスより安い!)

ただ最近では、特にコロナ禍の影響だと思うが、店の売上げがなかなか立ち行かないようで、スナックでも昼間営業して、カラオケ喫茶並の価格にしている店や、カラオケ喫茶でも夜営業して価格を少し上げたり、時間制限をつけている店もありました。

カラオケ喫茶のデメリット

日や時間帯によって客がかわるので、人数が多いと1時間に1曲しか歌えないこともあります。
なので、店の様子を見てからカラオケボックスに変更するなど、臨機応変に対応するしかありません。

うるさい歌、音程ハズレ、聞きたくないジャンル・・・などなど、聞きたくもない歌を聞かされることもあります。
そういうときは、もう、カラオケボックスに徹するしかないでしょう。

喫茶店でもなく、スナックやバーでもない中間ゆえに、ドリンクやお酒の選択肢が少なく、トーストやケーキのようなものも無いことが多い、という存在なので、こういったところは期待しないほうがいいでしょう。

まとめ

とにかく半年間、毎週1回1500円でカラオケ喫茶に通い続け、今までは出せなかった高音が出せるようになり、歌も上達しました。
カラオケボックスだけ、スナックだけでは、こうもいかなかったと思います。
ちなみにカラオケボックスは今では、「聞いてもらうに値しないレベルの歌の練習を一人で行う場」となりました。

歌の上達だけではなく、交流の場でもあるので、「ちょっと行ってみようかなあ」と思われた方は、ぜひとも一度足を踏み入れられてはと思います!

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