Windows10のユーザプロファイルが読み込み不能になったため、別ユーザを作ってファイルコピーをして復旧するのだが、そのときに、MSYS2も使ってみました。
実は会社でも使用しているが、自宅では初めてとなるため、ついでに本投稿に記載します。
前に使っていたユーザプロファイルでは、WSL (Windows Subsystem for Linux) を使っていたので、またインストールしなおしてもよいのだが、早急にgitなどを使いたいためです。
確認したOSとバージョン
Windows 10 Pro 1903(OSビルド 18362.752)
どういう場合に使えるか
手順
インストール
下記からダウンロードしてインストールします。
MSYS2
Software Distribution and Building Platform for Windows
小生の場合は msys2-x86_64-20190524.exe がダウンロード対象でした。
物足りないものをインストールする
git, vim, diffなどのインストール、Macのpbcopy相当の設定など、こんなものがないとわ? と思うものをインストール、設定します。
pacman -S -u
pacman -S git
pacman -S vim # vimmerにとってvimぐらいは入れときたいです
pacman -S diffutils # diffぐらい入れときます
cp ~/.bashrc ~/.bashrc.org
# Macのpbcopyみたいのを定義します
echo "alias pbcopy='iconv -f UTF-8 -t CP932 | /c/Windows/system32/clip.exe'" >> ~/.bashrc
echo "alias vi=vim" >> ~/.bashrc # viと書くほうがいいので
gitレポジトリのclone
下記はBitbucketの例です。
HTTPSの場合は事前にBitbucketに公開鍵の登録は不要ですが、代償としてパスワードの入力が求められます。
SSHの場合は事前にBitbucketに公開鍵の登録が必要がパスワードの入力は求められません。
git clone https://username@bitbucket.org/teamsinspace/documentation-tests.git # HTTPS経由(Bitbucketに公開鍵の登録不要)
または,
git clone ssh://git@bitbucket.org:teamsinspace/documentation-tests.git # SSH経由
できました!
あまり大した戦いではありませんでしたが、いちおう勝利です。
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